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◯ALL TOMORROW’S PARTIESの姉妹イベントに位置するI’LL BE YOUR MIRRORの開催が今年も決定した。昨年、日本からスタートしたこのIBYM、第1回目のキュレーターは主催のATPが務め、かなーりとんがった魅力的なラインナップ(GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR、BOREDOMS、DIRTY THREE、FUCK BUTTONS、BORIS、ENVY、AUTOLUX、MELT BANANA、灰野敬二)で話題を呼んだわけです。今回は元来のコンセプト通り、ATPがアーティストと共同でキュレーターを務めるスタイルで行われるのですが、そのアーティストというのが! っが! が!!! 我らがジム・オルークさんに決定!というのだから、もう、ワクワクせずにはいられないですね、これは!
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◯2006年頃に日本に移住したジムさん、その当時はブルックリンのスタジオを閉めて機材や楽器も知人に売り払い、「これからは音楽はあまりやらない」というようなことを言っていましたが、見事に嘘でしたね。日本各地でソロやバンド、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションと、補足できないほど多岐に渡るライヴ活動やプロデュース業、昨年はNHKで演歌を歌ったりなんかしちゃって。最新作は、昨年リリースしたFIRE! WITH JIM O’ROURKE名義の『UNRELEASED?』になるわけですが、こちらは長年即興音楽家としても活動を続けてきたジムとスウェーデンの異才トリオの異種交配が記録された素晴らしい作品でした。最近になって90年代の彼のドローン作品がガンガン再発されたり、とにかく未だにぼく達は彼の脳みその中を覗きたくて仕方ないわけです。
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◯今回のIBYM、まだ現時点では開催決定の情報しかインフォメーションされておらず、ラインナップに関しては想像もつかないわけですが、日本のアーティストをフェイヴァリットに多数挙げるジムさんのこと、戸川純あたり呼ぶのかなあーなんて予想を膨らます一方で、個人的にはやっぱりウィルコをぜひ呼んでもらって、ジェフ・トゥイーディーとグレン・コッチェとともに、LOOSE FURとしての演奏をぜひ一度みたいものです。
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◯そう思わせられたのも、先日の渋谷WWWで行われた石橋英子とのツーマン・ライヴでのこと。今年2012年は珍しいことにジム自身のバンド“芸害”を率いてのライヴがたくさん観れる年になりそうだが、この日は須藤俊明(B)、山本達久(Dr.)、波多野敦子(Vl)、石橋英子(P)といった編成で『BAD TIMING』『INSIGNIFICANCE』『HALFWAY TO A THREE WAY』といった歌モノアルバムからの曲を披露するとともに、LOOSE FURの曲も2曲演奏されたのだ。改めて素晴らしい曲だなとホレボレしてしまった。『INSIGNIFICANCE』や『EUREKA』の路線上にあるような新曲も数曲披露され、アメリカーナ・モード全開な様子のジム・オルーク。今年は近年とはまた違ったモチベーションでの活動が見れそうだ。
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