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[LONDON REPORT]インディペンデントなレコード・ショップと音楽ファンを繋ぐIndependent Label Market

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先週の土曜日(5月19日)にロンドンのオールド・スピタルフィールズ・マーケットで開催されたIndependent Label Marketに行ってきました。先月開催されたRecord Store Dayがインディペンデントなレコード・ショップと音楽ファンを繋ぐイベントだとすれば、Independent Label Marketは音楽ファンがレーベルのオーナーやスタッフから直接レコードやCD、カセットなどを買える希少なチャンスを提供してくれるイベント。リバプール・ストリート駅とブリック・レーンの間に位置するオールド・スピタルフィールズ・マーケットは様々なショップやストールが出店して、フードやファッション、アート、ビンテージなど毎週曜日によってもいろいろな種類のマーケットが開催されるイースト・ロンドンを代表するマーケット。土曜日に開催されたIndependent Label Marketではイギリス、アメリカを中心としたインディ・レーベルのストールがスピタルフィールズ・マーケットの会場に立ち並んで、たくさんのレコード好きが集まっていました。出店レーベルのフル・リストはこちら。

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Angular/ Because/ Bella Union/ Borstal Beat/ Chess Club/ Critical Heights/ Domino/ Double Denim/ Fabric/ Fat Cat/ Fire Records/ Fortuna Pop!/ Full Time Hobby/ Heavenly/ House Anxiety/ How Soon Is Now? (book stall)/ Lanark Records/ Lucky Number/ Mais Um Discos/ Moshi Moshi/ Ninja Tune/ One Little Indian/ Phantasy Sound/ Proville/ Roundtable/ R&S/ Sonic Cathedral/ Soundway/ Stolen Recordings/ Sunday Best/ Transgressive/ Tri Angle/ Warp/ Wichita/ XL.

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80年代から続いているような老舗レーベルからWarp Recordsのようなビッグ・ネーム、ここ1〜2年で注目を集めていた若手レーベルまで音楽性も年代もさまざまなレーベルが出店していて、音楽ファンならたまりませんよね! それぞれのレーベルのストールではフリーのレーベル・サンプラー、缶バッジやステッカーが置いてあったり、レコードを買うとレーベルのトート・バッグがフリーで貰えるといったうれしいサービスもありました。最新のリリースからレーベルの過去のカタログまでブースのテーブルに並べられていて、大好きなレーベルのストールでは「この頃7”リリース全部買っていたなぁ」と感慨深くなってしまいました。自分の好きなレーベルの主催者に会えるというのも感動的ですが、マーケット内をウロウロしているとバンドのメンバーもちらほら・・・中にはブースに立って売っているアーティストもいて、これはファンにとっては何ともうれしい光景です。ミーハーな私はThe XXのRomyを見かけてすかさず写真撮影を頼みました。自分が一緒に写っているのでここではアップできませんすいません(笑)。

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ロンドンでは音楽ファンとバンド、そしてレーベルやレコード・ショップのスタッフなどの間の敷居がすごく低く、同じ音楽を好きなもの同士がみんなで楽しむという雰囲気があって、このマーケットではそれがいろんなところで垣間みれてうれしくなりました。レコードもオンラインで購入というのが一般的になっている今では、たくさんの音楽ファンやレーベル主催者、アーティストなどが集って交流できるこうしたイベントはレコードを買う楽しさ、を再確認させてくれる貴重なチャンスですね。こちらのビデオでマーケットの雰囲気をどうぞ。レーベル主催者やバンド・メンバーなどが昨年のロンドンでのライオットでSony/PIASの倉庫が燃えてしまい、たくさんのインディペンデント・レーベルが大打撃を被ったことやこのイベントの開催意義などを語っています。

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最後に、Independent Label Marketがアップしている参加レーベルのリリース・アーティストの音源を集めたサンプラーも載せておきます。

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Independent Label Market: London Playlist by Independent Label Market

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THE RAY Vol.014!

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『THE RAY』 Vol.0145月20日(日)から配布スタートします!

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□ ON THE COVER

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BEACH HOUSE / HOT CHIP

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□ BEADILY

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BEST COASTJUNK CULTUREHERE WE GO MAGICBLACK DICEBLOOD RED SHOESOTHER LIVESTHE HUNDRED IN THE HANDS

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□ A MOMENT CAPTURED:

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RAZIKACLARK / MARK McGUIRE / GROUPERFIRE! with JIM O’ROURKE / MY MORNING JACKET

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□ DISC REVIEWS

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FUXA - ELECTRIC SOUND OF SUMMERTANGO IN THE ATTIC - SELLOTAPEMYSTERY JETS - RADLANDSSQUAREPUSHER - UFABULUMGOSSIP - A JOYFUL NOISE / MANCEAU - LIFE TRAFFIC JAM**and more.

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□ 配布店舗の一覧は、Aboutから確認できます。なお、確実に入手されたい方は、下記の専用ラック設置店をオススメします!

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□ TOWER RECORDS 渋谷店(3階エレベーターホール脇フリペ置き場)

□ TOWER RECORDS 新宿店(8階エレベーターホール脇フリペ置き場)

□ TOWER RECORDS 秋葉原店

□ TOWER RECORDS 横浜モアーズ店

□ Shibuya O-EAST

□ ディスクユニオン お茶の水駅前店

□ ディスクユニオン 渋谷中古センター

□ ディスクユニオン 吉祥寺店

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□ PDFファイル形式でのウェブ・ヴァージョン、“THE RAY Vol.014 Web Version”は、6月1日公開です! お楽しみに!

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ジャスティン・ヴァーノンが「世界最高」と絶賛するバンド、POLIÇA

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ジェイ・ZがPVを自分のブログで紹介したり、ジャスティン・ヴァーノンが「世界最高のバンド」と賛辞を贈ったことで話題を呼んでいるPOLIÇA(ポーリサ、またはポリサと発音するみたいです)。ポーランド語で 「ポリシー」を意味するミネアポリスのバンド。名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。ミネアポリス出身、ジャスティン・ヴァーノンというキーワードでピンと来た方も多いと思いますが、 POLIÇAは米北部のミュージシャンが集まり結成したバンド、GAYNGS(ギャングス)のメンバーのChanny LeaneaghとRyan Olsonが立ち上げたバンドです。2011年にギャングスの活動が一段落した後に活動を開始し、今年のヴァレンタイン・デイにデビュー・アルバム『GIVE YOU THE GHOST』をリリースしています。なぜかOlsonはメンバーとしてはクレジットされておらず、 Chris Bierden、Ben Ivascu、 Drew Christophersonを加えた4人組バンドということになっています。

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B級ホラー映画チックなジャケットや、やけにバイオレントな曲名のせいでハードコアなバンドと勘違いしてしまう人もいそうですが、サウンドは攻撃的というわけではありません。確かにギャングスを経て生まれたサウンドだというのを感じる部分もありますが、ギャングスとも別物です。まず POLIÇAを聴いて耳に残るのはChannyのフェミニンなヴォーカルでしょう。最初から最後までオートチューンでエフェクトというのは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、POLIÇAのサウンドをPOLIÇAたらしめているのはChannyのヴォーカルであることは間違いありません。そして 縦横無尽に動き回るベースもPOLIÇAの音楽において忘れることができない要素です。もし電子音やシンセサイザーのみを聴いていると、ただ流行を追っただけのアンビエントな音楽に思えてしまうかもしれませんが、ベースに耳を傾けるとその考えも変わってくるでしょう。主張の激しい躍動的なベースを入れることでアルバムのサウンドを多様なものにしているのがわかるはずです。ミステリアスな「HAPPY BE FINE」、緊張感溢れる「VIOLENT GAME」やファンキーな「LEADING TO DEATH」と最後まで聴き飽きることはありません。オーガニックな部分かメカニックな部分、どちらに着目するかによって、まったく異なる解釈のできる作品になっているのではないでしょうか? 世界最高・・・かどうかはわかりませんが、 POLIÇAが2012年の音楽業界の中心にいることは間違いないでしょう。

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[INTERVIEW]TEAM ME @ LIQUIDROOM, 2012.5.9

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正直、どれだけの人がチーム・ミーを目当てに来ているのか、まったく読めなかった。外は激しい雨が降りしきり、客足も遠のくのでは、なんて心配もしていたけど、すぐにそんな杞憂は吹っ飛んだ。会場には、ノルウェー期待の若手バンドを一目見んと集まった人達で溢れんばかりだった。それでも1人でやきもきしていると、ふいに照明が落ちる。1人、また1人とメンバーがステージに上がる。アルバム中でも特にダンサブルな「PATRICK WOLF & DANIEL JOHNS」で幕を開けると、その瞬間からはち切れんばかりの盛り上がりを見せる観客達。その後も終始会場中が大盛り上がりだった彼らの来日初ライヴは、新人バンドのそれとは思えないパーフェクトなものだった。スタジアム映えさえしそうな圧巻のパフォーマンスに「もしかしたら本当に第2のMEWになるのは彼らかも」とさえ思ってしまったほど。その翌日、メンバー全員が揃う中話を聞くことができたが、そこには、「音楽をプレイするのが楽しくて仕方ないんだ」と語るともなく語る彼らの姿が。時に赤裸々に自らを曝け出すからこそ、真に迫るチーム・ミーの音楽は、彼らの人柄に裏打ちされたものだったんですね!

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“『TO THE TREETOPS!』を聴くと、ぼくらをポップ寄りなバンドだと思うかもしれない。でも、ラウドでノイジーな音楽も好きだし、特にライヴだとクレイジーだね。それに『TO THE TREETOPS!』そのまま再現しようと思ったら100人くらいミュージシャンが必要になるから(笑)、ライヴではストリップ・ダウンしたヴァージョンで、その代わりエフェクトを利かせてヘヴィに演奏してるんだよ”

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―― チーム・ミーは今回が初来日ですが、実際に日本に来てみていかがでしたか?
ウーノ・モレル・クリスチャンセン(Vo.+B+Per.+G):昨日のライヴは本当に胸がいっぱいになったね!
マリウス・ドログサス・ハーゲン(Vo.+G+Synth.):あんなにたくさんの人が見に来てくれるなんて思いもしなかったんだ。みんな、ぼくらの曲をいっしょに歌ってくれたり、盛り上がってくれてさ。ライヴの後もみんなプレゼントを持ってきてくれて、ノルウェー語で話してくれたりしたんだ。とてもうれしかったよ。
―― 日本に来る前と、来てからで印象が変わったこととかありました?
ウーノ:何をどう想像したらいいのかもよくわからないくらい、東京ってクレイジーなところだと思ってたんだ。で、実際に来てみたら本当にクレイジーで圧倒されたよ。
マリウス:いい意味でのクレイジーさ(笑)。
――(笑)昨日のライヴとても楽しかったです! ライヴを終えた今の、率直な感想を聞かせてもらえますか?
ウーノ:ありがとう! そうだね、本当にたくさんの人が来てくれて、いっしょに歌ってくれたり、手拍子をしてくれたりして・・・とにかく素晴らしかったよ。
シメン・シークルスキ(Vo.+Synth.+Pling Plong+G+Per.):サウンド・チェックを終えて待ってる時かな? スタッフから「驚かないでね、今夜ソールド・アウトだよ!」って聞かされたんだけど、本当にビックリだったよ。もうステージに上がる1時間くらい前からずっと心臓がドキドキしっぱなしでさ! プレイするのが楽しみで仕方なかったんだ。
―― あなた達自身がすごく楽しそうにプレイしてるっていう印象を受けましたよ。やっぱりライヴでプレイするのは楽しいですか?
全員:もちろん!
シメン:毎回すごく楽しんでるよ。シチュエーションもいつも違うしね。日本に来る前はツアーでUKを回ってたんだけど、ある時なんか小さなパブのフロアでプレイしたりもしてたのに、昨日なんて東京で900人の前でプレイするなんてさ・・・本当、ライヴはいつも楽しいよ。
―― ではこれまでで1番印象に残っているライヴは?
ウーノ:昨日のライヴかな?(笑)
マリウス:僕も昨日のライヴだね!
シメン:ノルウェーのオスロでやったライヴがソールド・アウトになった時は、「夢が叶った!」って感じだったよ。あれは感激だったね。それからテキサスのタコベルでやった時なんて、スピーカーが片方壊れてて音が出ないから代わりにモニターを使ったりして、機材もロクなものじゃなかったんだけど、すぐ目の前で観客が踊ったりしてて、すごく印象的なショウだったよ。
マリウス:あと、デンマークのコペンハーゲンでやった時に、ドラムのビヤーン(・リエン・ベルグ)が突然スネアを手に持って、観客に突進して行ったことがあって(笑)。あれはおもしろかったよ。

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―― あなた達のライヴでは、アルバム『TO THE TREETOPS!』でも聴けるポップ・サウンドが満載でしたが、時折エフェクトによるノイズ・サウンドを混ぜてみたり、まるでシューゲイズ・バンドのライヴのように轟音が鳴り響いたりと、かなり実験的な要素もあるように感じたんですが、実際ライヴでは常にサウンドに変化を求めているんですか?
マリウス:ぼくらのアルバムをそのまま再現するのって実は難しいんだ。そのためには100人くらいミュージシャンが必要になるから、どうしてもライヴでのサウンドはストリップ・ダウンしたヴァージョンになってしまうんだよ。でもアルバムのサウンドはできるかぎり再現したいから、エフェクトを使ったりしてるんだ。
ウーノ:ぼくらが普段聴いてる音楽って、チーム・ミーでやってるサウンドよりももっとずっとヘヴィでダークなものが多いんだよ。だから君が言ったようなノイズとかも自然に出てくるんだと思う。「FAVORITE GHOST」なんかはすごくサイケデリックな曲で、みんなすごく好きなんだけど、その曲になるとみんなクレイジーなサウンドを鳴らしたくなるんだ。多分ファンのみんなはぼくらがポップ寄りのバンドだと思ってるだろうけど、実はぼくらはみんな結構ヘヴィなノイズ・サウンドとかが好きなんだ。だからそこに気付いてもらえてうれしいよ。
―― 確かに昨日のライヴでの「FAVORITE GHOST」は凄かったですね!
マリウス:オスロではソニック・ユースとかマイブラ、セレナ・マニッシュとかみたいな、シューゲイズ音楽が盛んなんだ。だから、そういうバンドからの影響もあると思うよ。
―― なるほど。それに昨日はウーノが弓でベースを弾く場面なんかもありましたが、あれってやっぱりシガー・ロスの影響?(笑)
マリウス:Sure!(笑) シガー・ロスはぼくらにとってとても大きな存在であることは間違いないね。
ウーノ:うん、ぼくらはみんなシガー・ロスの影響を受けてると思うよ。でも弓でベースを弾くっていうのは、シガー・ロスから直接的に影響されたってわけじゃないよ。
マリウス:ジミー・ペイジなんかもやってたしね。

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―― 今回のライヴの幕開けを飾った「PATRICK WOLF & DANIEL JOHNS」では、「恋人」や「友人」、「家族」とは別の存在として“Patrick”や“Daniel”が登場しますが、これは何のメタファーなのでしょう?
マリウス:それは、ぼくが1番幸せを感じていた時代に戻りたいっていうことのメタファーだよ。パトリック・ウルフやシルヴァーチェアーのダニエル・ジョーンズはぼくの人生にすごく影響を与えた人達なんだ。ぼくが人生の中で1番幸せだった頃、彼らの曲をよく聴いていたから、その頃のことを思い起こしてこのタイトルにしたんだ。
―― ライヴでは間髪入れずに「WEATHERVANES AND CHEMICALS」をプレイしていましたが、この曲はチーム・ミーのサイトで「Get Home」というゲームのサウンドトラックになっていますよね。これはゴールするとわかりますが、実はこの曲をヴィジュアル化したかのような作りになっていて、それがすごくおもしろいと思いました。このアイデアはどのように生まれたんですか?
マリウス:ぼくらの友達で、Jorgnsnっていう8ビットのゲームとかを作ったりしてるプログラマーがいるんだけど、突然彼らが「こんなの作ったから見てよ!」って、あのゲームを見せてくれたんだ。この曲の歌詞やストーリーを彼らなりに捉えたものがゲームには描かれていて、それがぼくらにとってもすごくおもしろいものだったんだ。だから、特に計画して作ったとかじゃなくて、そんな感じで生まれたゲームなんだよ。
―― マリウスが書く歌には、例えば「SHOW ME」で歌われる“I’m playing with a dangerous flame again”という一節や、「DEAR SISTER」での“I keep my secrets to myself”という一節など、時々ドキッとするようなフレーズがあちこちに散りばめられていますが、こうした歌詞はあなたの実体験からくるものなのでしょうか?
マリウス:そうだね、歌詞のほとんどはぼくの実体験を基にしているよ。「DEAR SISTER」は、自分とぼくの実の姉との複雑な関係について歌ったものだし、「SHOW ME」なんかは自分の恋愛について歌っているんだ。恋愛をしていて、うまくいかなくなってしまったから恋人と別れた。で、ハッピーじゃなかったから別れたのに、別れた後で1人になってしまうことへの恐怖や淋しさについての歌だよ。さっき君が挙げたフレーズなんかは遠回しな言い方かもしれないけど、歌詞は本当に直接的な実体験を物語っているんだ。自分でもどうしてかわからないけど、ぼくは歌詞を書く時に、そうやって自分の気持ちを綴ることが多いんだ。
―― なるほど、だからこそ、歌詞の一つ一つが真に迫って感じられるんですね。
マリウス:そうだね、歌詞に驚いたり、恐怖を感じたりするっていうのは正しい見解だと思う。例えば“Being human beings”っていう歌詞なんかは、よく聞くとすごく怖いものだったりする。だから君のその捉え方にはうなずけるよ。

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―― さて、現在は傑作デビュー・アルバム『TO THE TREETOPS!』を携えてのツアー中ですよね。今後ドイツやフランス、オランダにも行くようですが、現在はツアーに忙しいのでしょうか? というのも、早くもチーム・ミーの新曲やニュー・アルバムを期待してしまってるんですが、まだ新曲を作ったりはしてないですか?
ウーノ:もう1月からずっとツアーに出っぱなしだからね。4月はちょっと曲を書いたりもしたんだけど、これから先、夏にかけてはツアーやライヴで忙しい時期がまた続くよ。夏はいろんなフェスに出ずっぱりになるしね。ぼくらは自分達の納得のいく形、気に入る曲じゃないとデモにはしたくないんだ。だからあまり急がずに時間ができた時にじっくり曲を書きたいと思ってるよ。
―― 『TO THE TREETOPS!』の日本盤には「WINTER OLYMPICS ‘94」「SIXTEEN STEPS」「MARINE MAMMALS」「A.J. AND LEO」「BRINGEBAERVEIEN 33」の5曲がボーナス・トラックに収録されていましたが、これらは新曲ですか?
マリウス:レコーディングや曲を書いた時期は、アルバムの曲を書いた時と同時期だったんだけど、レコーディングしているうちにこれらの曲はアルバムの雰囲気とは合わない気がしてきたんだ。だから、アルバムとは別のEPにまとめようと思ってね。それでアルバムと同時期にレコーディングしたけど、『TO THE TREETOPS!』には収録はしなかったんだ。
―― じゃあ、これから再録して発表するなんてことも?
マリウス:日本盤が出るって聴いた時に、日本盤のエクスクルーシヴとしてまずは出したいなって思った。それで日本盤のボーナス・トラックに入れるって決めたんだけど、でも何らかの形で他の国にも発信していきたいなと思ってるはいるよ。デジタル配信とか、何か違う形でね。
ウーノ:ただ、ぼくらは昔からフィジカルなものが大好きなんだ。CDとかアナログ盤とかね。だから、例えばアナログ盤にするとか、7インチにするとかして、アルバムとアルバムの間にリリースしていけたらいいなって感じだね。
マリウス:それと、ぼくはオーウェン・パレットも好きなんだけど、彼もそうやっていろんな形でリリースしてるよね。彼のiTunesストアとか見ると凄いんだよ! 「何これ、宝の山!?」って思うくらいいろんな音源があるんだ。グリズリー・ベアーのカヴァーをやってたりとかさ。アルバムとしてリリースしてない音源とかがたっくさんあるんだよ! ぼくらもそうやって、いろんな形でたくさんの曲をリリースしていきたいね。
―― それは知らなかったです! 早速チェックを・・・さて(笑)、チーム・ミーはまさにシガー・ロスやMEWに続くような北欧を代表するバンドになっていくのではないかと思っています。あなた達は今後、バンドとしてどのような目標を持っていますか?
マリウス:より多くの人、いろんな地域でぼくらの音楽が聴かれることが夢なんだ! よりたくさんの人達にぼくらの音楽を知ってもらいたいね。ツアーやライヴでこうやっていろんなところに来られるっていうのはぼくらにとってはボーナスみたいなもので、やっぱり、たくさん納得のいく曲を書いて、それを1人でも多くの人達に発信していくっていうのがぼくらのゴールなのかなって思うよ。
―― 今回の来日でもそれが実現したんじゃないかと思います。では最後に、今日はせっかくメンバーが全員揃っているので、日本での印象的な出来事を1人ずつ教えてください。
マリウス:ぼくはトクマル・シューゴだね! みんなに言ってたんだけど、彼は本当に素晴らしいミュージシャンだよ!
シメン:ホテルについた後みんなで、2時間くらい大通りを歩いたりしたんだけど、歩いてるだけでそこかしこで発見があってさ! 3階まであるおもちゃ屋とかもあったんだよ!
ウーノ:ぼくもシメンと同じだな。本当にどこに行っても刺激的なことばっかりだったよ。
マリウス:ゴメン、1個思い出したから付け足していい? 東京で印象的だったのが、道がとっても綺麗なんだよね! もう、それに比べたらノルウェーなんてゴミ箱って思っちゃうくらいだよ(苦笑)。
エリダ・インマン(Vo.+Key.+Harps+Pling Plong):日本については来る前はよく知らなかったし、不安もあったんだけど、実際に来てみたら、出会った人達みんな親切で、良い人達ばかりだったの。それがとても印象的だったわ。
ビヤーン:昨日も日本料理を食べたんだけど、とても美味しかったよ! お酒も、ビールも、美味しかったしね。だからぼくは日本の料理かな?(笑)
シメン・サンドベェキ・スカリ(Vo.+Synth.+Pling Plong+G+Per.):ぼくは大きな都市が苦手なんだ。だから来る前はすごくナーヴァスになってたんだけど、東京に来てみたら、車も全然クラクションを鳴らしたりしてないし、静かで、すごく平和だったから、東京が大好きになったよ!

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サタデー・ナイト・ライヴの司会にミック・ジャガーですって。

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サタデー・ナイト・ライヴ」は、NBCが1975年から放送しているアメリカの長寿番組のひとつ。番組の構成は、唐突にコントで始まって、途中音楽ゲストの演奏などを挟みながら進行するバラエティ。国内のコメディアンの登竜門的な位置付けにもなっている。今回シーズン37のファイナル・エピソードの司会に抜擢されたミック・ジャガーは、これまでにも2度の出演経験があるが司会は初めて。この起用についてエグゼクティブ・プロデューサーのローン・マイケルズ(=一時降板した時期はあるものの、1回目の放送からのオリジナル・プロデューサー)は、New York Postのインタヴューに以下のように答えている。「彼のことはよく知っているからね。彼ならチャーミングに、そしておもしろくやってくれると思うよ。それから、彼のこれまでとは違った一面が見られるはずだ。彼はすごく頭のいい男だし、ショウをどう盛り上げるかもよく知っている。実は最近までシーズン・ファイナルの司会は決まっていなかったが、(ミック・ジャガーを起用したのは)バンドが50周年を迎える『いまだ!』って直感したんだ」。

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と言うわけで、ミック・ジャガーが司会を担当するサタデー・ナイト・ライヴ(SNL)は今週末5月19日の放送です。ローリング・ストーンズのライヴを1度でも見たことがあれば、SNLのプロデューサーが言う「チャーミングでファニー」なミックの司会は想像つきますよね。このSNLは音楽ゲストのセレクトもメジャーどころをセンスよく起用しているのが印象的。最近では、ゴティエやジャック・ホワイトなどが出演しています。そういえば今年の始めにロンドン滞在中、なんとなくつけてたテレビでサタデー・ナイト・ライヴの再放送(70年代と思われる)を見ていたら、音楽ゲストがフランク・ザッパで、コメディアン扮するパロディなのか本物なのか一瞬判別つきかねました・・・。ちなみに今週の音楽ゲストは、フー・ファイターズとアーケイド・ファイアで、ミックとの絡みが期待されています。

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せっかくなのでテレビの話題をもうひとつ。イエスマ読者ならご存知!? BLACK CAB SESSIONS。毎回ゲスト・アーティストがロンドン名物ブラック・キャブ(オースチン・ブラック・キャブ)に乗り込んで、街中を走行しながら後部座席で演奏するアレです。このブラック・キャブ・セッションズの6本のエピソードが4月にCHANNEL4でオンエアされました。ネット配信していた映像が地上波の番組になるのってありそうでそれほどないのでは? オンエアしたエピソードはアメリカで撮り下し(っていうの?)たもので、多分始めからテレビ用に撮影したものと思われますが、このニュースはワタシ的には結構衝撃でした。もっともCHANNEL4のオンデマンド配信は、イギリス国外からだと見られないので、ブラック・キャブ・セッションズファンとしてはなんだか釈然としないものはありますが。

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